2011年12月17日 星期六

輪るピングドラム(中)小說-晶苹片段翻譯



「僕たちはどの駅で降りたら良いのだろう。いつになったら、僕らは安心な駅へ降りろしてもらえるのだろう。」
我們該在哪站下車才好呢?什麼時候才有我們能安心下車的地方?

❤感想

1
僕が、悪かった。きみはいつも、言いたいことを恐れずになんだって僕は言うし、乱暴で勝手だ。僕は、もしかしたらそんな風に振る舞ってみたかったのかもしれない。少しだけ、きみの勝手がうらやましかったのかもしれない。それに、こんなことは言い訳にはなれないけれど、僕はすべてのことに疲れて、少しいらいらしていたのだ。
都是我的錯,你一直都是想說什麼就說什麼,也擅自胡作非為。我或許對於你這樣隨意的行為有些羨慕也不一定。而且,雖然說我沒有那個意思(自殺?),對於所以的事情都感覺到累了,想稍微休息一下。


僕が人生で出会ってきた女の子の数などたかが知れているというのに、きみのこころの中が取り分け真っ黒だなどというひどいことを、よく言えたものだと本当に反省をしている。だから、いつまでも強情を張って、冷たいアスファルトに座りこんで嗚咽をするのをやめてほしいのだ。倒れている僕の傍らにいるにせよ、きみはすごく薄着であるし、雨は強いし、夜が深くなるにつれて、気温はどんどん下がってきている。きみが風邪を引いたら、きっときみはそれを僕のせいにするのだから。だから、そこで泣いていないで、どこか屋根のある暖かい場所で、乾いた服に着替えてほしいのだ。
在我人生當中所遇到的女孩子當中,你的心拿出來是漆黑的這種十分過分的話,脫口而出的我也真的正在反省當中。我不希望一直以來都十分頑固的你坐在冰冷的水泥地裡不斷嗚咽著哭泣,因為倒在我身旁的你只穿著很薄的衣服,而且風雨很強,夜也越來越深了,氣溫也正在下降,如果你感冒了的話,那一定是我的錯吧。所以我希望你別在那裡哭泣了,找個有屋簷的溫暖的地方避雨,換上乾淨的衣服。

それに、きみの着いているネグリジェは、雨に濡れたら透けてしまう。実をいうと、現に僕は、悪いけれど少し見てしまったのだ。ネグリジェの下に、きみがどんな下着をつけていたのか。そして今現在、きみはネグリジェを脱いだらまったくの裸だ。でも、それは言わずにおこう。僕はこれ以上、きみに怒られたくないのだ。
本当に僕が悪かった。こころから、そう思っている。だから、そろそろ泣き止んではくれないか。そうでないと僕だって、どこもかしこも痛むまま、一体どうすればいいのかわからない。僕は、あまり気の利いたことを器用に言えないのだ。
きみの、少し丸まった小さいな背中が、灰色に濡れて震えている。
而且,你正穿著的薄紗睡衣被雨打濕而變得透明,說實話,雖然很不好意思但我不小心看到了,在睡衣的底下你穿著什麼樣的內衣,還有現在如果你脫了睡衣的話是完全裸體,但是我並不想說那些,因為不想再惹你生氣了。
我真的打從心底的認為是我的錯,因為,你能不能差不多別再哭了?不然的話我會不知道哪裡感到疼痛,也不知道該怎麼辦,我不太會說些漂亮的話,但你那小小的背,被灰色打溼而顫抖。


*

僕が彼女を助けた気持ちに不純物は一切、混ざっていなかった。でも、僕があのとき彼女と一緒にいたことについては、不純な動機だらけであったのだ。不純物がほとんどだったと言って良い。

我想幫助她的心情完全沒有混雜著任何私慾,但是我那時跟著她一起去多蕗家的心情,是沾滿了不單純的動機,可以說一切都不是單純的。

 完全是言情小說的感覺啊啊!!我的愛滿滿。






2

再びドアが閉まり、電車が発進する間、座席に取り残された僕はぴくりとも動かずに、果たして、荻野目さんにとって本当に僕が必要なことなど、今でもだってあっただろうかと考えた。

僕と荻野目さんは、あの日記で繋がれていたのだ。あれが、僕らが一緒に行動する唯一の理由だった。それがなくなってしまったのだから、もう、仕方がないではないか。僕も、荻野目さんだって、別に一緒にいたいだなんて、互いに思っているわけではなかったのだから。

電車的自動門再次關閉,在電車行進的期間,一動也不動的我坐在剩下的座位裡,究竟,對於荻野目來說我真的是有必要存在的嗎?現在也依然思考著這些事情。

我與荻野目,因為那本日記而緊系相連,那是我們再一起行動的唯一理由,如果失去了日記的話,那麼也不是沒辦法的事情了嗎?因為對於特別想要在一起相處這件事,對於不論是我或荻野目,都不是相同想法的。

*


「そんなこと、あるわけがない」自分は、あんな子供っぽいおさんどん少年を好きになったりはいつも意地悪ばかり言うくせに気弱で、ときどきとても年寄りくさい。それに何より、彼は多蕗でない。運命の相手ではないのだ。
「怎麼可能有那種事情。」自己會喜歡上那樣孩子氣、像老頭的少年,明明老是說些教訓的話又膽小,有時又像上了年紀的人,而且他也不是多蕗,不是我命中注定的對象。
*
わからなかった。これまで思うとおりにしている気になっていたのに、それが間違っていたのかもしれないのだ。でも、ひとつだけ確かなことがあった。苹果は晶馬が現れてから、泣き虫になった。彼がいると口から出る言葉は乱暴でも、自分でも気づかぬうちに、ちゃんと泣くべき正しいときに、上手に泣くことができるのだった。
完全不明白了。明明到了這樣如自己所思考的一般在意,或許是搞錯了也不一定。但是只有一件事情她相當肯定,那就是苹果只要在晶馬面前就會變得愛哭了起來,像只要有他在就會什麼也不管地脫口而出這樣,在自己也沒有注意到的時候,就已經在嚎啕大哭了,能相當順利地哭出來。

5
「もう、良いだろう?」すっと引っ張ると、袖を摑んでいた荻野目さんの手はあっさりと僕から離れた。きっと泣いているであろう荻野目さんを振り返らずに、僕は早足でその場を去った。
あんなところで泣いていたら、うちの学校の浮ついた類の生徒に声をかけられるかもしれないと思ったけれど、彼女のことだ、きっと気に食わなければひどい暴言を吐いて相手を威嚇するだろう。それに、例えば本当に彼女のことを思って慰めてくれる男が現れたとしたら、それは良いことなのだし、僕には関係ない。そういう普通の幸福は、僕たち兄妹には、ありえないのだ。
「已經夠了吧?」一直扯著我的袖子的荻野目的手一鬆開,我就走了。在回想起荻野目一定在哭泣吧時我已經快步離開了那裡。在那樣的地方哭泣的話,說不定會被我們學校那些輕率的傢伙罵也說不定,而且,如果那真的是能安慰她的男孩出現了的話,那也是件好事,跟我沒有關係,像這樣普通的幸福,對於我們三兄妹而言都是不可能的。


苹果が苹果として本当に大切に思った異性。初めて、苹果の本当の姿を知った異性。初めて、苹果を決定的に拒絶した異性。
身体のどこか、胸の下か、腹部あたりに大きな空洞ができたような感じがした。
苹果作為苹果自己認為是非常重要的異性,第一次苹果真正的知道了異性的姿態,第一次作為苹果自己被決定性的異性所拒絕了。
不知道是身體上的哪裡,在胸口下方,可以感覺到腹部上被開了一個很大的空洞。

6
「荻野目さん!しっかりして、今すぐそっち行くから!」勢いよく立ち上がってから気がついた。僕は今、東京にはいないのだ。すぐにそっちになど、行けない。窓の外から聞こえる波の音に呆然とする。
僕は頭を抱えた。ここはとにかく、荻野目さんの居場所を本人に確認して、それから兄貴に連絡を取り、動いてもらうしかない。しかし、兄貴が兄貴自身ともピングドラムとも関係のない、荻野目さんの貞操の危機のために動いてくれるだろうか。この件、僕と荻野目さんの間のことで、原因は僕にあるのだ。自分でどうにかするのが筋である。しかし、今からどうやって東京に帰るのだ。
「荻野目!振作點!我現在就去妳那裏。」在我順著氣勢站起來時才察覺到,我現在不在東京。現在馬上就去妳哪這種事 . . .去不了。聽著從窗外傳來的海浪聲我呆住了。
我抱著頭,既然了如此就必須先確認荻野目現在在哪裡,然後與大哥聯絡讓他去了如此之外別無他法,但是大哥會因為與企鵝罐無關的事情,為了荻野目的貞操危機而行動嗎?像這樣的事情是因為我的關係,自己無論如何也有責任,但是現在要如何回東京才好?
*
「あなたがそんなことに口を出す権利があるの?あなたは彼女の何?」
俯くと、裸足の足元に床はなく、やはり真っ黒闇だった。
「僕は、荻野目さんの。だって、あんな電話がかかってきて、放ってあけるわけがないじゃないですか!」勝手で情けない言い訳だった。あんな態度をとっておいて、彼女の友達だとは言えなかった。でも、それとこれとは話すが別なのだ。少なくとも、僕にとっては。
「你對於那種事情有說話的權利嗎?你究竟是她的什麼人呢?」一抬起頭,赤裸的腳不在床上,是黑漆漆的一片。
「我是荻野目的. . .,因為 . . .像那樣的電話打來了,總不能放著不管吧?!」擅自說了這些不要臉的話,曾經表現出了那種態度的我說不出是她的朋友,但是,像這樣那樣的事情是不一樣的,對我而言。

*
「荻野目さん!荻野目さん!どこ!」僕は夜空の中を歩きはじめた。もう、ゆりさんらしき女性の声は聞こえなかった。「帰ろう!荻野目さん!」
まさか、我が家に連れて帰るわけではあるまいし。僕はいつから、彼女と「一緒に」帰るだなんて発想をするようになったのだろうか。でも、一緒に帰ろう。お互いに悶々としていないで、東京へ帰ろう。そのとき僕は、切実にそう思った。
「荻野目!荻野目!在哪裡?」我開始在夜空中走著,已經聽不見像百合小姐那樣女性的聲音了。「回去吧?荻野目!
我難道是要想帶回自己家嗎?我從什麼時候開始,想要與她「一起」回去有這樣的突發奇想了?但是不一起回去東京的話,又會對彼此感到鬱悶,那時的我確實是這麼想的。
*
その場にへたり込む僕を見て、ゆりさんはころころ笑い声を立てた。
「あなたも、大事なものは簡単に手放しちゃだめよ。」
僕は、未だ眠りこけている荻野目さんを背中で感じながら、「運命」という言葉が不本意に頭の中に浮かんだ。

看著蹲在那裏的我百合小姐呵呵地笑了。
「你也是別那麼輕易就放棄重要的東西呦。
我看著還在沉睡著的荻野目的背後,突然「命運」這樣的字眼不輕易的浮現在我的腦海中。
*
荻野目さんの眠る姿を見て、健康的だと思った。大きな瞳はきっちりと閉じられ、胸が上下するに合わせて、しっかりとした呼吸の音がする。陽鞠が眠っているときのかすかな寝息を立てる小鳥のとうな雰囲気とは違う、消えてしまいそうな不安な感じは微塵もない。変な言い方だけれど、生き生きとした躍動的な眠りっぽりだ。なんだか、思わず笑ってしまいそうになる。
看的荻野目睡眠的姿態,我想是很健康的,原本的大眼現在完全閉上,胸口上下的浮動著,聽得見呼吸的聲音,與陽毬睡覺時像小鳥一樣的感覺不同,會突然消失不安的感覺一點也沒有,雖然是很奇怪的比喻,但看著很有朝氣的躍動睡眠的樣子,不知怎麼地突然笑了。
7
温泉旅館での衝撃的な出来事のあて、ゆりさんは新しい部屋を用意してもらい、僕は荻野目さんを僕と山下の部屋で寝かせることにした。ユリさんはもう何する気はないと言ったし、実際そうであろうとは思えたけれど、彼女から日記を奪い、あんな風に裸にしている姿を見てしまっては、一緒の部屋においては置けない。
畳に転がって寝入っていた山下は、僕が女の子を抱えてきたと言って大騷ぎをし、しつこく僕らの関係について訊ねたけれど、僕は一貫して「陽鞠の友達」だと答えた。
陽鞠の、僕たちの友達。でも、ずっと一緒にはいられない。
僕だけ、ほとんど眠らずに迎えた朝。空は晴れ渡り、心地とい波の音清々しい空気が、疲れ切った僕の体内を巡り、今日という日に立ち向かうちからを、少しだけくれた気がした。
在經歷溫泉旅館十分衝擊性的事情之後,百合小姐提供了一個新的房間,我想讓荻野目睡在我與山下的房間裡,再說百合小姐有什麼打算我不知道,實際上她奪走了荻野目的日記,看見她讓她那樣的裸體著,沒辦法讓他們睡在同一個房間裡。
已經鋪好被子準備入睡的山下,對於我抱著女孩子進來起了很大的騷動,很煩人的揪著我詢問我們之間的關係,我則維持一貫「是陽毬的朋友」的回答。
是陽球的,我們的朋友。但是沒辦法一直相處再一起。
只有我都沒怎麼睡就迎接早晨,感覺到天空很晴朗,空氣裡有著清晰的海浪聲在我已快累倒的體內巡迴著,今日又會是什麼樣的日子呢?
*

「この間はありがとう」荻野目さんは穩やかな笑みを含んだ声でいった。
「いや。僕は何も」
僕と荻野目さんのあいだに緊張した空気がぴりぴりと音と立てているようで、駅に着いても、また走り出してもそちらを気にできない。
「僕はやっぱり、荻野目さんとは一緒にいられないし、優しくはできない。僕らと君の家族は、そういう風にしかなれない運命なんだと思う」僕は、また彼女を傷けているという確かな実感があった。なぜなら、僕も言いながらひどく胸を痛めていたからだった。
「晶馬くんがいやだって言っても、諦めないから。だって、私は晶馬くんのストーカーだもん。私は、運命を変えてみせる」荻野目さんの言葉には、静かにだけれど強い意志が込められていた。それから、鈍い僕でもはっきりとわかった。これは、愛の告白であると。
僕たちはどの駅で降りたら良いのだろう。いつになったら、僕らは安心な駅へ降りろしてもらえるのだろう。
窓の外は延々と暗く、僕らはお互いに黙り込んだまま、ただ、僕の二号の腹をつまんでいる指の力が、少しずつ強くなっていき、気がつくと、ペンギン二号はしみじみと涙を流しながら僕を見ているのだった。
「ごめん」僕は誰にともなく小さく言って、二号の腹から手を離した。
「之前的事情謝謝了。」荻野目用含著平穩的笑意的聲音說著。
「不,我什麼也沒做。」我與荻野目之間緊張的氣氛讓我有些耳鳴,好像就算到了站,也不用擔心會再次行走。
「我果然沒辦法與妳再一起,也沒辦法在溫柔了,我們與妳的家族是那樣的命運也使沒辦法的事情。」我又有再一次傷害了她了實感,但是不知道為什麼,我在說著這些話的同時胸口感到緊縮的疼痛著。
「就算被晶馬君討厭,我也不會放棄的。因為我要成為晶馬君的跟蹤狂。我會改變命運給你看。」在荻野目的話語裡靜靜地注入了堅強的意識,像這樣遲鈍的我也能明白,這是愛的告白。
我們該在哪站下車才好呢?什麼時候才有我們能安心下車的地方?
窗外是綿延不絕的黑暗,我們互相沉默著,只是,我抓著二號的手指不自覺的增強了力道,發現的時候,企鵝二號邊流著淚水邊看著我的面孔。
「抱歉。」我小聲地部隊著任何人說著,手離開了二號的腹部。
❤在說到我們該在哪站下車這裡,晶馬用的是複數的"我們",所以真心其實是想再一起的吧?(不論是想相處再一起還是更近一步的關係),翻譯的時候又被心痛了一次。


9
「どうしてだよ!」誰にともなく怒鳴っていた。腹の中が、煮えるようだった「何も、望んでなんかいないじゃないか。ただ、普通に」堪え切れずわずかに涙した僕の背中に、荻野目さんがしがみついてきた。背中が温かく、服に彼女の涙が染み込んでくるのがわかった。荻野目さんの匂いがする。
「私は違うよ。私は、晶馬くんたちの事嫌いになったりしない!」
背中から回される両腕の力強い熱いに、こころが少しずつ、溶けていく。
「悲しいことも辛いことも、無駄だなんて思わない。それが運命なら、きっと意味があるもの。私は、受け入れて強くなる。だから」あれだけ拒絶をした僕に、荻野目さん」は言った。「だから、泣かないで
僕も強くならなければいけない。どんなの理不尽に思えても、これが僕たちの運命だと言うのならば、受け入れて強くならなければ。服の袖で涙を拭いながら、僕はもう、自分に嘘はつかない。運命から荻野目さんからも、決して逃げないと決めた。
「我並不特別奢求些什麼,只是希望能像個普通人一樣。」不知道應該對著誰生氣,我的胃在滾燙沸騰著。我沒能忍住我的眼淚,因為她抱住我的背,我從背上感覺到的濕熱是因為我的衣服已經被她的眼淚所沾滿,我可以聞到屬於她的味道。
「我並不喜歡這樣,我永遠無法去恨你們!
那溫暖強大的雙臂從後面環繞住我,一點一點地融化了我的心。
悲傷的事也好、痛苦的是也好,沒有一件事是多餘的。如果這就是命運的話,那一定有它的意義存在。我會全部接受並且變得更加堅強,所以 . . .即使我曾經哪樣殘忍地拒絕了她,她仍對我說了別哭了。
我必須要變得更加堅強不可了,無論是多麼不公平的事加諸在我們身上,但如果就是我們的命運的話,我會去接受它然後變得更強大,用力擦乾眼淚的同時不在繼續欺騙自己,我絕不會在逃走了,不管是面對宿命還是面對荻野目。
❤苹果最後的哪句話我一定會永遠記得,這大概是我這部動畫裡最感動的一句話了。




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